太陽の『だいたいひとさじ』 (25年12月2日)
Share
こんにちは、えんらいとの太陽です。
早いもので2025年も12月!
えんらいとのオープンもそうですが、
自分を取り巻く環境は、1年前には想像もできないほどの大変革を遂げました。
今年はすごい1年だった…
嬉しいことも嬉しくないことも含めて大切な経験。
感謝することを決して忘れず、日々を明るく過ごしていきたいですね!
さて、「えんのひとつまみVol.2」で取材させていただきました、
キララサロンのトッシーさんにお誘いいただき、
三重県名張市にある「食べられる森」に行ってきました。
食べられる森…?

茂み…?いいえ、「食べられる森」です
水田の真ん中に突如として現れた、彩り豊かな植物たち。
写真で見ると…というか現地で遠目から見ても、
「ん?これが食べられる森…?」と思われるやもしれません。
が!

適当に切り抜いた足元です
一歩足を踏み入れ見渡すと、
食べられる果樹や野菜が、
所狭しと密生混成して生い茂っているのです!
生き物には多少自信がある私も、植物には全然詳しくありません。
なんかいっぱい草生えてるな〜、くらいに眺めていたら、
「太陽くん、それも食べれるよ」と、
いちご、りんご、柿、ニラ、島らっきょう、聞いたことのないハーブなどなど…
目に映るあらゆるものを次々口に放り込まれ、実感しました。
これは食べられる森だ。

森 哲也(もりてつや)さん(通称:モリテツさん)
三重県名張市在住の半農半D生活を送る科学ジャーナリスト兼テレビディレクター。
協生農法講師。第三制作株式会社代表取締役。
代表作「NHKスペシャル 見えないものが見える川~奇跡の清流・銚子川~」では、
科学ジャーナリスト賞2019大賞を受賞。
2017年から無施肥・無農薬・不耕起で多様な動植物のチカラを借りながら恵みを得ようとする「協生農法」を実践。
自宅裏にある1反の水田跡を150種類の有用植物が密生混生する「食べられる森」に変化させた実績を元に、耕作放棄地を開拓し持続可能な農を目指すムクナ豆プロジェクトに挑戦するなど、科学と農を融合した独自の視点で自然界の理を探求中。
2025年4月からは関西大学にて臨時講師を務める。
────────────────────────────────────
今回、この食べられる森を案内してくださったのは、
科学ジャーナリスト兼テレビディレクターのモリテツさん。
テレビ番組「ダーウィンが来た!」にも携わられていた、
生き物好きとしては「あの、ダーウィンが来た!?」と、
おもわず崇拝してしまう経歴をお持ちのすんごいお方なのです!
そんなモリテツさんとのご縁は今年の10月13日に、
トッシーさんのお誕生日祝いにお邪魔したキララサロンでお会いしたのが始まり。
食べられる森、という名前を聞いて私は、
「もしかして、(虫にも)食べられる森ですか?」とお伺いしたところ、
「お、そこから入るのは鋭いね〜」と自己肯定感の上がる回答をいただき、
そこから虫談義に花が咲きに咲き誇り、すっかりモリテツさんの虜に(最終的に何故かダンバインの話に)
そして11月の頭、
「太陽くん!27日に食べられる森でモリテツさんの講習会があるよ!」
と、トッシーさんから熱いお誘いを受けて、
今回実際に見学させていただく機会をいただいたのです。
ところで話は変わりますが、今は金髪で美容にハマってる私ですが、
実は農業高校出身だったりします。
農業に興味があったから、という感じではなく、
「生物生産科」という名前を見て、
「豚舎や鶏舎があるから絶対に生き物と関われるやん!」と、
なんにも調べず受験したところ、蓋を開ければ動物関係は隣の「生物活用科」でした。
というコウメ大夫さんのギャグみたいな勘違いで入学し、
3年間野菜や果樹と触れ合い農業を勉強しました。
そこで学んで思いました。
「農業って想像以上にしんどいな」と。
しんどいイメージは元々ありましたが、
実際に体験すると嫌っちゅうほどわかります。
朝は早いし、肉体労働だし、汚れるし、夏場は人生で初めて熱中症にもなるし…
そして何より、これだけ頑張ってもなんにもならないことがあるのが一番効きました。
あのしんどい時間は一体なんのためにあったんだ…?
農家の人が減っているという話は何度か聞いていましたが、
そりゃそうだよね〜…と思います。

姫りんごについて解説するモリテツさん
モリテツさんが実践されている「協生農法(きょうせいのうほう)」は、
普通なら邪魔者扱いされる雑草や害虫と呼ばれ嫌われる虫たちを、
「この森を育ててくれる愛しいスタッフ」と呼び、
多種多様な生物が入り乱れる、聞いたことも見たこともない農法です。
例えば、レタスを育てようとなったら、
耕してレタスだけを均等に植えて水やりをし、
雑草を刈り続けて害虫を駆除し続けて…というような感じですよね。
しかし協生農法の場合は、
種だけ植えて、あとは全て自然にお任せする。
もちろん適当に蒔いて放置というわけではなく、
それぞれの性質にあった適切な場所に、
様々な食べられる果樹や野菜を密生混生させて虫や植物を呼ぶ。
すると、それぞれが手を取り合って生命力を爆発させ、
本来あるべき、自然の美しい姿で実りに実るのです!
実際にその目で見て思いました。
「協生農法を知れば、農家に憧れる子供たちが絶対に増える」
協生農法に出会い心の底から感動できたのも、
今までの経験があったからこそ。
道端に生えるセイタカアワダチソウも、
野菜につく害虫と呼ばれる虫たちも、
一見遠回りした、無駄だったと思える経験も、
何一つ無駄なものはないんだなぁ。
そう思える、本当に有意義で素敵な1日でした。
もっと魅力を語りたいところですが…それはまた別の機会に。

◆森 哲也さんのブログ「自然と暮らそう麦わら日和/生物多様性と協生農法」http://mugiwaradonguri.com
◆Instagram:MoriTetsuya 協生農法
https://www.instagram.com/tetsuyamori0709
それでは、また!